［ターゲット（Keil C51）］（Target (Keil C51)）

[Xtal (MHz)]

デバイスの CPU クロックを指定します。ほとんどの場合、この値は XTAL 周波数と同じです。

［メモリモデル］（Memory Model）

C51 コンパイラのメモリモデルを指定します。新しいアプリケーションの開始には、デフォルトの SMALL が適切です。

［コード ROM サイズ］（Code Rom Size）

プログラムメモリのサイズを指定します。このディレクティブは、JMP と CALL 命令のコーディングに影響を与えます。

［オペレーティングシステム］（Operating System）

アプリケーションでリアルタイムオペレーティングシステムを使用できます。Keil には 2 つの異なるバージョンがあります。

• RTX51 Tiny は、PK51 プロフェッショナルデベロッパーズキットの一部で、通常、8051 アプリケーションに最適です。RTX51 Tiny は、最小のシステムでも動作し、ラウンドロビンタスク切り替えとシグナルの受け渡しをサポートしており、割り込み関数を使用して並列操作できます。
• RTX51 Full は、ラウンドロビンとプリエンプティブの両方のタスク切り替えをサポートしています。RTX51 Full は、シグナルの受け渡しをサポートしており、メールボックスシステムとセマフォでのメッセージの受け渡しを処理します。

［オンチップを使用...］（Use On-chip ...）

CPU スタートアップコードまたは main 関数の先頭で通常は有効になっているオンチップコンポーネントの使用量を指定します。ダイアログ設定がスタートアップファイルまたはデバイスの初期化の設定と同じであることを確認して下さい（以下の注も参照）。

［オフチップ...メモリ］（Off-chip ... memory）

ターゲットハードウェアの外部 CODE と XDATA メモリ領域を指定します（以下の注も参照）。

Monitor-51 を使用する場合は、CODE と XDATA 領域が重複する物理メモリを指さないようにする必要があります。Monitor-51 では、アプリケーションコードはノイマン型にマップされた RAM に保存されます（つまり、CODE と XDATA は同一であり、8051 が CODE に書き込めないため必要です）。

［コードバンキング］（Code Banking）

プログラムコードバンキングを有効にし、コードバンクの数と、ハードウェアによってサポートされている開始アドレスおよび終了アドレスを定義できます。プログラムコードをコードバンクに配置するには、ソースモジュールを［オプション］（Options）→［プロパティ］（Properties）ダイアログでコードバンクに割り当てる必要があります。バンキングハードウェアを設定するには、L51_BANK.A51 などのコードバンキングコンフィギュレーションファイルが必要です。

［'far' メモリタイプサポート］（'far' memory type support）

far メモリでは、さまざまな方法で物理 XDATA 空間を拡張できます。サンプルプロジェクトは、..\C51\Examples\FarMemory フォルダにあります。拡張 8051 デバイスには通常、追加 CPU 命令があります。クラシック 8051 デバイスでは、XBANKING.A51 と L51_BANK.A51 ファイルを使用すると、バンキングハードウェアを設定できます。

［割り込み時にアドレス拡張子 SFR を保存］（Save address extension SFR in interrupts）

一部の設定では、割り込みサービスルーチンの始めにアドレス拡張子 SFR を保存する必要があります。

注

• 自動リンカ設定では、リンカロケートダイアログページの［ターゲットダイアログのメモリレイアウトを使用する］（Use Memory Layout from Target Dialog）オプションを有効にする必要があります。