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ソースブラウザ

ソースブラウザには、プログラムシンボルについての情報が表示されます。[ターゲットのオプション](Options for Target)→[出力](Output)→[情報を参照](Browse Information)オプションが有効な場合、コンパイラはビルド時にブラウザ情報をオブジェクトファイルに含めます。

[ビュー](View)→[ソースブラウザ](Source Browser)を使用して、[ブラウザ](Browser)ウィンドウを開きます。

ソースブラウザのダイアログ

  • このウィンドウの検索コントロールは、選択されたデバイスに依存し、デバイスに応じて異なります。


[ブラウザ](Browser)ウィンドウには、シンボル名、クラス、型、メモリ空間、および使用数が一覧表示されます。情報をソートするには、リスト項目をクリックします。次の表で説明するオプションを使用すると、ブラウザ情報をフィルタすることができます。

[ブラウザ](Browser)ウィンドウのオプション 説明
[シンボル](Symbol) シンボル名の一致に使用されるマスクを指定します。マスクは英数字とマスク文字で構成されます。# は数字(0 ~ 9)、$ は任意の 1 文字、* はゼロ個以上の文字と一致します。
[フィルタオン](Filter on) シンボルの定義型を選択します。
[ファイルの概要](File Outline) 情報を一覧表示するファイルを選択します。
[メモリ空間](Memory Spaces) データおよび関数シンボルのメモリ型を指定します。

シンボル名のマスクのサンプルをいくつか次の表に示します。

マスク 一致するシンボル名...
* どのシンボルにも一致します。シンボルブラウザのデフォルトのマスクです。
*#* 任意の位置で 1 つの数字を含む名前。
_a$#* 下線の次に文字 a、任意の 1 文字、1 つの数字が続き、ゼロ個以上の文字で終わる名前。例えば、_ab1、_a10value などです。
_*ABC 下線の次にゼロ個以上の文字が続き、ABC で終わる名前。

[ブラウザ](Browser)ウィンドウのローカルメニューは、マウスを右クリックすると開きます。ローカルメニューを使用すると、選択された参照上でエディタを開くことができます。関数については、呼び出しと呼び出し元のグラフも表示できます。[定義と参照](Definitions and References)ビューには、次のシンボルにより追加情報が提供されます。

シンボル 説明
[D] 定義
[R] 参照
[r] 読み出しアクセス
[w] 書き込みアクセス
[r/w] 読み出し/書き込みアクセス
[&] アドレス参照

エディタウィンドウ内でブラウザ情報を使用することができます。検索する項目を選択し、右クリックしてローカルメニューを開くか、次に示すキーボードショートカットを使用します。

ショートカット 説明
F12 定義に移動します。カーソルがシンボル定義に置かれます。
Shift+F12 参照に移動します。カーソルがシンボル参照に置かれます。
Ctrl+Num+ 次の参照または定義に移動します。
Ctrl+Num– 前の参照または定義に移動します。
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