関数の作成

µVision4 には組み込みのデバッグ関数エディタがあり、［デバッグ］（Debug）→［関数エディタ］（Function Editor）で開くことができます。関数エディタを起動すると、エディタでファイル名の指定が求められるか、［ターゲットのオプション］（Options for Target）→［デバッグ］（Debug）→［初期化ファイル］（Initialization File）で指定したファイルが開かれます。デバッグ関数エディタは組み込みの µVision4 エディタと同様に動作し、デバッグ関数を入力してコンパイルできます。

ダイアログ項目の詳細については、［関数エディタ］（Function Editor）ダイアログのヘルプを参照して下さい。

µVision4 のデバッグ関数を使用してファイルを作成すると、INCLUDE コマンドでテキストファイルの内容を読み出して処理できます。例えば、［コマンド］（Command）ウィンドウで次のコマンドを入力すると、µVision4 は MYFUNCS.INI の内容を読み出して解釈します。

>INCLUDE MYFUNCS.INI

MYFUNCS.INI には、デバッグコマンドと関数定義を含めることができます。このファイルは、［ターゲットのオプション］（Options for Target）→［デバッグ］（Debug）→［初期化ファイル］（Initialization File）で入力することもできます。µVision4 デバッガを起動するたびに、MYFUNCS.INI の内容が処理されます。

不要になった関数は、KILL コマンドを使用して削除できます。